第39回資本主義の教養学講演会:民主主義と資本主義の微妙な関係(バーチャル開催)

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<講演会の概要>

日 時:2021年11月8日(月)19:00-21:00

実施方法:本イベントはZoomのアプリを使用してオンラインで実施します。お申込みを頂いた方に参加方法をご案内致します。

定 員:300名

演 題:「 民主主義と資本主義の微妙な関係 」

講 師: 宇野重規氏 (東京大学社会科学研究所教授 )

プロフィール:
1967年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。主な著作に、『政治哲学へ:現代フランスとの対話』(東京大学出版会、渋沢・クローデル・ルイ=ヴィトン特別賞)、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(現在は講談社学術文庫、サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書)などがある。

講演概要:
長らく民主主義と資本主義、あるいは市場経済は、相互補完的な関係にあると考えられてきた。資本主義の発展には、所有権の保護や公正な裁判制度、政治参加の仕組みが不可欠であるし、権威主義国でも経済が発展すれば、やがて中産階層が成長し、いずれは民主化を求めるようになる。両者は相互を強化し、世界の国は早かれ遅かれ、市場経済を伴う民主主義体制へと移行する。それが政治学の「常識」であった。
しかしながら、そのような「常識」は現在揺さぶられている。独裁、あるいは権威主義体制の下でも経済は成長するのではないか、むしろ迅速な意思決定が可能な体制の下でこそ、スピード感のある資本主義が可能になるのではないか、そのように考える人も増えている。民主主義と資本主義は本当に相互補完的なのか、改めて考えてみたい。

主催)公益財団法人 生存科学研究所
共催)株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社