第37回資本主義の教養学講演会(バーチャル開催)

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<第37回講演会の概要>

日 時:2020年11月25日(水)19:00-21:00

実施方法:本イベントはZoomのアプリを使用してオンラインで実施します。お申込みを頂いた方に参加方法をご案内致します。

定 員:300名

演 題:「人新世の危機と脱成長コミュニズム」

講 師:斎藤 幸平氏(大阪市立大学大学院経済学研究科准教授)

プロフィール:
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy (邦訳『大洪水の前に』)によって、権威ある「ドイッチャー記念賞」を歴代最年少で受賞。
2020年9月には『人新世の「資本論」』を執筆・出版

講演概要:

人新世の時代はグローバルな環境危機によって特徴づけられているが、危機対応のために残された時間は、ごくわずかになりつつある。格差が広がり、地球環境が悪化する現状を前に、「経済か、命か」という誤った二項対立は私たちの思考を狭めている。「格差を広げ、環境を破壊するシステムか、持続可能で平等なシステムか」という二択こそが、大分岐の時代の選択肢なのだ。かつてローマクラブは「成長の限界」を謳った。だが、資本主義に、「成長の限界」は存在しない。そして、それこそが問題なのである。だからこそ、「成長の限界」によって、豊かになる。それこそが、晩期マルクスの到達点であった。

 

主催)公益財団法人 生存科学研究所
共催)株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社