キャリア開発ワークショップをオンラインで行いました。

3.5時間でキャリア設計を行うワークショップ

PFCではこれまで提供してきたリーダーシップ研修やファシリテーション研修はもちろん、各種コミュニケーション研修や能力開発研修をバーチャル集合研修の形でご提供しています。
先日は、ある外資系メーカー様で、キャリア開発ワークショップをバーチャル集合研修の形で実施しました。

もともとは一日かけてのキャリアイベントが企画されていたのですが、このすべてをオンライン参加のバーチャルセッションで行うことに。基調講演、ロールモデル社員の方の座談会の後、キャリアデザインを行う3.5時間の参画型のキャリアワークショップを担当させていただきました。25名の方が参加くださいました。

キャリアワークショップは、基調講演やパネルディスカッションと異なり、参加者が主体となって自律的キャリアのデザインを行うもので、オンラインでどこまでできるかの挑戦がありました。しかし、結果的には対面実施の場合とほぼ同様のアウトプットを得ることができました。

ディスカッションや演習を通じて現在地と目的地を明確にしていく

「キャリア開発の考え方を学び、自身のキャリアデザインを行う」を目的としたこの研修では、キャリア開発の考え方や自己理解手法について学んだあと、3人一組のチームになり、ベストジョブ体験を語り合い、自身の働く価値観を抽出する演習を行いました。休憩後は、キャリアビジョン、目標設定の意義と策定方法を学び、続いて、キャリア開発の面前に忽然と立ち現れた、アフターコロナ、ウィズコロナの世界、「業界、自社はどうなる?」「どんな能力が求められる?私はどのように備える?」等をテーマに、グループで討議しました。
そのうえで、キャリアの難所や脱線に備えるためのレジリエンスやプランドハプンスタンスの考え方を学び、今後重要になるコンピテンシーについて、自己分析を行いました。

オンライン・ツールを駆使することで学びを最大化

ほとんどの参加者がオンライン研修/ワークショップは初体験とのことでしたが、アイスプレイクでまずはゲームとして、皆で投影スライドに対してスタンプを押したり、拍手や「イイネ」といった反応を示す練習を実施。また、質問やコメントはいつでもチャットに書き込んでいただき、これを「プロデューサー」の役割を担うPFCのコーディネーターが読み上げることで、タイムリーで双方向のやりとりを実現しました。慣れてくるにつれ、マイクをオンにして皆の前で自発的に発言する方も出てきました。

クライアントの事務局の方からは、「オンラインでここまでできるとは思いませんでした。スムーズで、むしろリアルよりもオンラインは緊張感があり、書き込みや発言が研ぎ澄まされているように感じました」というコメントをいただきました。

3人一組でブレイクアウトルームに入り、相互インタビューにより働く価値観を抽出する演習は、30分かけて行いました。これをスムーズに行うコツは、ブレイクアウトセッションで何をどのように行うかを明確に示すガイドです。事前にお手元に準備いただくようお願いしました。また、オンラインファシリテーターは、演習中の小グループの部屋を自由に訪れることができます。演習が機能しているか、必要であれば介入ができる点も、対面のワークショップと全く変わりがありません。 ニューノーマルの時代を迎え、自律的なキャリアの重要性はますまず高まります。アフター/ウィズコロナの仕事世界を思い描き、必要な軌道修正を行うことも必要かもしれません。

このタイミングでのキャリアワークショップの実施は、私自身のキャリアにとってもたいへん意義のある経験となりました。キャリアワークショップのコンテンツそのものの学習効果もさることながら、オンラインで仲間と意義深い意見交換を行うことを通じて学び合うという、バーチャルな組織学習体験をご提供できることに、大いに価値を感じました。オンラインでも組織学習が行えること、アフター/ウィズコロナ時代、組織に不可欠となるケイパビリティに他なりません。

この記事を書いた人:山田奈緒子(PFC取締役)プロフィールはこちら


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