【ジャンゴのちょっといい話】「数字を作るな、人を創れ!」

皆さま、新年あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。

今年のお正月はいかがお過ごしでしょうか?私は忘年会で体重が3キロも増えて、元旦からジョギングをしています。 しかしながら年齢のせいか、以前なら少し頑張ればすぐに落とせた体重もなかなか落ちずに苦労しています。 今回はそんな令和初のお正月を過ごす中で、私の新年の決意を述べたいと思います。

一言でいうと“原点回帰”。私にとっての原点回帰とはマクドナルドで働いた経験の中で最も印象深く学んだこと、それは「数字を作るな、人を創れ!」です。
人を育成することなく単に結果だけを求めてしまうと3つの不幸がおきると言われていました。
1つ目:真面目な人間はなんと期待に応えようと身を粉にして働く。結果社員が疲弊する。
2つ目:もうこんなところでやってられないと言って、志を持って入ってきた社員が辞めてしまう。
3つ目:数字をごまかしてしまい、懲戒解雇処分になってしまう。

こんな残念な状況は起こして欲しくない。しかしながら世の中の多くのビジネス現場にこの状況が見られます。 だからこそマクドナルドの管理職は、単純に数字をもとめるのではなく、人を育成し、チームワークを醸成し 皆で知恵をだして新しい挑戦をする中で新たな結果を生み出していって欲しいという藤田 田創業社長の言葉です。

昨年の暮れも大手の保険会社の残念な事件が報道されていましたが、こういったニュースを耳にするたびに私はこの言葉を思い出します。もちろんビジネスですから結果は大事ですが、そこにばかり気を取られてしまうと大事なものを見失います。 心のない経営をしてしまいます。私はよく自身の研修の中でリーダーに求められる基本姿勢としてどんな時も“Be”を意識して行動することの大切さを訴えています。

どうしても成果を意識するあまり“Have⇒Do”の流れになりがちです。よく言われる手段の目的化です。 この時ないがしろにされがちなのが“Be”です。特に理念や行動指針あるいは行動基準といった極めて重要なことをおざなりにしがちです。それが企業の不祥事といった残念な事態を招いているケースが後を絶ちません。どうしても多忙を極めると皆がBeを忘れがちになります。だからこそリーダーはこのBeをメンバーにリマインドさせながらリードしていく必要があります。理念や行動指針といった重要なBeの内容が絵空ごとのようになってしまい、組織に社員の意識に埋め込まれていない会社が多いように思います。機会あるごとにその内容に触れ、その重要性を意識してもらうことが大事です。

これは個人も同じです。私はどんなビジネスパーソンになりたいのか、どんな人生を歩みたいのかを新年のこの時期に問いただすことで行動が方向付けられ、得たい結果に向かって着実な一歩が踏み出せると思います。

是非皆さんも新しい年スタートにあたり、今一度確認したり、整理してみてはいかがでしょうか。