【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】子供と大人の発達段階は同じ?

taoka_new皆さん、こんにちは!
GWはいかがでしたか?

お出かけして家族と楽しい時間を過ごした方、お出かけはせずに近場でゆっくりと過ごされた方、それぞれに有意義な時間を過ごされたことと思います。私は毎年参加しているATDに参加するため5日に日本を出発しサンディエゴに来ています。今年も沢山の最新情報を入手して日本に持ち帰れるようがんばります!楽しみにしていてください。

ATD情報はまたの機会にご紹介するとして、今回は児童発達段階を大人の成長に絡めて紹介したいと思います。

児童発達段階は次の図のとおりです。
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全ての人間は、まずは依存の状態からスタートします。通常は親からなにからなにまで世話になって成長していきます。
そして色んなことが一人でできるようになると反抗期が始まります。親や先生に反発しながら、自己主張したり、逆らうような行動をあえてとったりし始めます。そして社会人として経済的にも自立し、親の世話になることもなく生活をはじめ、やがては自分の家庭を築き子供を育て、親の立場も理解できるようになります。そして自分たちの暮らしは自分一人で成り立っているわけではないことに気づき、多くの方に支えられて成り立っていることに気づきます。
つまり相互依存の状態です。

この考え方は既に成人になった大人の成長にも当てはめて考えることができます。
社会人になったばかりの時は何もわからず先輩や上司に教えを請いながら成長していきます。ある意味依存の状態からスタートします。そして段々と仕事も覚え、職場にも慣れてくると反依存の状況になる方が多いように思います。会社への不満、上司や先輩への愚痴。
「あんな上司にはなりたくない。」
「この上司いつか見返してやる」
といった反骨精神でがんばりだす。プライベートでも彼や彼女にふられ、もっと素敵な相手を見つけ見返してやると思ってがんばりだす。動機はともあれ、それでがんばりだすのは決して悪いことでないのかもしれません。ただこの状態はまだ自立ではないのです。つまり自身の行動が他者によって引き起こされています。行動する理由として相手を必要としている間は反依存の状態です。
自立の状態に達した人間は、行動する理由として他者を必要としません。自分の意思でやるべきことを淡々とやっていきます。自立した人がよく口にする言葉として、「人から言われたからやるのではない。やりたいからやる。」

「“美味しい”っと言って喜ぶ顔が嬉しいから料理の腕を磨き続けるのです」、また外的な要因にもぶれることがありません。監督が突如解任された状況でも「ワールドカップで多くのサッカーファンに喜んでもらえるプレイができるよう準備をするだけです」、「雨の日も風の日も美味しいパンを求めて来店してくださるお客様のために心を込めて焼き続けるだけです」。

そして自立した者同士が、互いの強みを認め合い、理解することで相乗効果を生み出す関係が相互依存です。モノづくりに強みがある人がいる。マーケティングやPRが強みの人がいる。接客や販売スキルが強みの人がいる。これらの強みが活かされることで、その価値が多くの人の手に渡り、大きな喜びを創り出していく。また自立した人間は不思議なくらいに他の強みをもった人を惹きつける力を持っています。まず私たちが目指すべきは自立です。その後は大きな可能性である相互依存の状態が待っているような気がします。

また相互依存の域に達した方に共通にみられる行動が“感謝”です。多くの方のお陰で自分も活かされていることに気づかされるからでしょうね。
そしてこの自立を促すために意識しなくてはならないのが、自分、他者ともに強みやいいところに目を向けることではないでしょうか?
自分の強みやいいところを知ってどんどん伸ばし活用する。他者のもつ素晴らしところに目を向けサポートを得る、学ばせていただく。以前に紹介した“ポジティブスパイ”(相手の良いところをどんどん盗み、学びとる)の実践が重要なポイントではないかと思います。あのゴルゴ松本が少年院で行った感じの授業にも通ずるところがあります。人間は嫌なことネガティブなことを口にする傾向がある。“吐く”という行為を行う。でも夢を叶える人は段々とネガティブ、つまりマイナス“ー”なことを言わなくなる。すると夢が叶う。
“吐”から“_”をとると“叶”になるってことですね。