グローバル基準でリーダーシップを診断するサヴィル・アセスメント(山田奈緒子)

「わが社の基幹人材は、他社と比べてどのような点が優れているのか?」
「わが社の人材は、何が強みで何が足りないのか?」
「自分の能力や強み・弱みをもっと客観的に知りたい」
人材開発の関係者から、経営層や事業の現場の声に応えたいと、こういったリクエストが寄せられることが増えました。

PFCでは、これまでのどのようなツールより「客観的なアセスメント」ができるとして、「サヴィル(Saville)・アセスメント」を活用したリーダーシップ開発や組織開発コンサルティングを始めました。今日は、このサヴィル・アセスメントを、下記の3つの観点からご紹介したいと思います。

  1. サヴィルは“才能”と“動機”から、現在の「能力」を客観的にアセスメントできる
  2. サヴィルは他のツールと比較して「完成度」が最も高く、納得が得られる
  3. サヴィルは活用方法が「多様」で、タレントマネジメントの様々な局面で使える

1. サヴィルは“才能”と“動機”から、現在の「能力」を客観的にアセスメントできる

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レポートの例

リーダーに自己理解を促す代表的なツールにDiSCやMBTIなどがあります。これらは、自身のタイプや行動傾向を見るもので、言わば“How you REACT”を知るためのツールです。置かれた状況における自身の強みと課題に気づくことを主眼とするツールです。
一方でサヴィルは、現時点の能力を測る、つまり“How WELL you do”を直接的に測定するツールです。「能力をアセスメントする」と言うと冷たく聞こえるかもしれませんが、サヴィルは、次のようなモデルに基づき、各人の“才能(Talent)”と“動機(Motivation)”を勘案した測定を行うので、能力開発の余地に関して極めて有益な情報を提供してくれます。

サヴィルの分析レポートでは、

  •  現状の役割において才能および動機がどれぐらい発揮されているか
  • 才能と動機の間に乖離があるか(才能があるのにやる気がない等)
  • 将来的な潜在性がどの程度あるか(動機をより重みづけして見極める)
  • どのような環境下でより強みを発揮するか
  • もしくは、苦労する環境要因は何か

といったことを具体的に明らかにします。

さらに、自身のアセスメント結果を、これまでの世界中の受検者のデータベースと比較できることも大きな特徴です。比較対象とする規範となるグループ(Norm group)を選ぶことが可能で、例えばシニアマネージャー&エグゼクティブ層ならば約6000人、プロフェッショナル&マネージャー層ならば約15000人の規範グループにおける標準値が得られます。サヴィルはイギリス発祥であることから、現在のところ欧州、米国の受検者が多めですが、リーダー育成のニーズの高まりとともに、アジア、アフリカ、そして日本のビジネスパーソンのデータが蓄積されつつあります。
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2.サヴィルは他のツールと比較して「完成度」が最も高く、納得が得られる

世界中で広く利用されている29のアセスメントツールを比較した「Epsom Project エプソムレポート(クリックするとPDFが開きます)」をご存知でしょうか。

エプソムレポートにおいて、サヴィルは唯一0.4以上の妥当性を示し「最も妥当性が高い」ツールであることが証明されています。リーダーシップに関して測定すべきことが測定でき、世界に数多あるツールの中でも最も正確な結果を出す、現在のところ完成度が最も高いツールだと言えます。
実際、測定項目をつぶさに見ても、組織・人材領域の専門家にとってもたいへん納得性が高く、かつ網羅的な構成になっていると言えます。従って、自社の様々な役職・階層に対して活用することが容易であることも特長です。
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上図のように、4クラスター(思考力、影響力、適応力、遂行力)、12セクション、36ディメンジョン、108ファセット(facets)が、並列ではなく階層構造になっていることが活用しやすさの源泉です。自社のリーダー層の全般的な強み・課題に関する検討においてはディメンジョンに注目し、また、特定リーダーが特定の役割において成果を発揮するよう支援するような場合には個別のファセットに注目する、といった活用が可能です。

3.サヴィルは活用方法が「多様」で、タレントマネジメントの様々な局面で使える

せっかく、ある程度の時間と労力をかけてアセスメントした結果情報を、一度限りではなく、様々な目的や方法で活用していきたいとお考えの方も少なくないと思います。
サヴィルは、一度回答すれば、元データを用いて様々な人材開発や組織開発に活用できることもその特徴です。

元データから、以下のような変更を加えたレポートが容易に作成可能です。
● 比較対象する規範グループを変えたレポート
● 多言語レポート(英語、日本語、中国語、など)
(約15分(72問)のアセスメントと40分のアセスメント2種類があります。詳しくはお問い合わせください)

さらに、活用目的に応じたレポートのラインナップも豊富ですので、後から様々なレポートを作成することができます。
● チームビルディングのための、チームメンバーの特性マッピング
● 特定職務に求められるコンピテンシーを特定するための、Job Profilerレポート
● リーダーシップ開発を促進するための、360度調査レポート

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近年は、アセスメントツールとしての納得性の高さから、サヴィルがタレントマネジメントの様々な局面で活用されているという話を聞きます。特に、グローバル企業においては、採用において活用する事例が増えてきています。応募者に関する網羅的かつ客観的な情報収集と正確な判断というメリットのみならず、入社に際して新しい組織/役割への適応、早期に成果を上げるための適切な支援提供のツールとして活用されています。

サヴィルのリリース予定は2018年4月18日ですが、一部のクライアントの皆様には先行してご紹介しています。サヴィル・アセスメントについて詳しくお知りになりたい方はお気軽にpfc@peoplefocus.co.jpまでお問い合わせください。