vol.13恵比寿ソーシャル映画祭 「みんなの学校」上映レポート

2017年10月21日(土)、台風21号接近という足元の悪い中、会場にはレインコートや長靴姿の小さなお子さん連れの親御さんから、教育関係のお仕事に携わる方など様々な方、数十名にお集まりいただきました。

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今回のプログラムは、弊社PFCの障がい者活躍推進チームのメンバーの主導により、企画運営されました。障がい者活躍推進チームではかねてより、企業における障がい者活用の活性化を目指した活動をしておりますが、今回の「みんなの学校」という映画を通じて、マイノリティが組織において輝くために、どのような取り組みや考え方が有効なのかをともに考える、その啓蒙活動の一環として企画の実施に至りました。
当日は満員の会場の中、弊社千葉の司会で和やかにイベントが開始されました。今回は、認定NPO 法人Teach For Japanとの共同開催で、上映後には「みんなの学校」の舞台となった大空小学校・初代校長先生で現在はTeach For Japan理事の木村泰子さんと代表理事白田直也さんとのトークイベントが実現しました。

 

映画上映終了後img_1937には、弊社代表松村のファシリテーションのもと、まず小グループ討議が行われ、各グループからはimg_1923「大空小学校で今のような状態を実現できたか」様々な質問やコメントが飛び出しました。皆さん、教育業界や育児に関心の高い方が集まられたこともあり、あっという間の30分が過ぎていきました。
トークセッションの後には、木村先生を囲んで、10数名でビールや軽食をつまみながらの懇親会が行われました。そこでも参加された皆さんから変わらず質問が飛び交い、また木村先生からも熱心にお答えいただき、いくら話しても話の尽きない、活気のある場となりました。

一スタッフとして現場に参加させていただいた私が今回のイベントを通じて得た大きな気づきは、「相手の可能性を信じ、仲間として受け入れる」ことの重要性です。

 

木村先生が、映画やトークセッションで繰り返しお話されていた中で最も印象的だったのは「最初、この子がいたらいい学校が作れない、と思った」という正直なお言葉でした。当初はハンディキャップのある子供をみて困惑していた先生が、ある出来事を通じて(映画に出てきます!)、子供の可能性を見いだし、ご自身の本心を振り返ったことから、180度転換した取り組みが始まったのです。

昨今では、ダイバーシティが大いに謳われ、それを受け入れるのが当たり前という風潮がありますが、それは素晴らしいと思う反面、危うさも感じます。安易にわかったふり、できるふりをせず、自分の心に真摯に向き合い、そこから相手を信じて実直に取り組むということがいかに大切かと再確認しました。

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参加者の方からの実施後アンケートでは、「職場や教育現場の人にも見てほしい」「木村先生とのお話が参考になった」というような声を多くいただきました。

障がい者活躍推進チームでは、今後もこのような活動もしながら、一人一人の個性が尊重され活かされる組織づくりが考えていきたいと思います。(大西)