経済価値と社会価値の両立を実現するCSVリーダー育成の支援

2017年10月に発行されたPFCのサステナビリティ報告書からの抜粋記事です。
サステナビリティ報告書(2016-2017年度版)のダウンロードはこちら(PDFが開きます)

%e5%9b%b31

クリックするとPDFが開きます

■ 社会課題を解決するリーダーとは
CSVは、2011年にマイケル・ポーター氏が提唱した概念で、「経済価値を創造しながら、社会的ニーズに対応することで社会的価値も創造する」というものです。経済が成 熟化していく今後の世界では、CSV という概念を実践できるリーダーの育成が企業にとって重要な課題 になるとPFCは考え、CSVに求められるコンピテンシーを下図のように定義しました。
%e5%9b%b32 

また、PFCはポーター氏とちょうど同時期に社会 課題を解決するリーダー育成の必要性を感じて 「GIAリーダー・プログラム」を開発し、2010年より提 供しています。本プログラムは座学に加え、新興国 スリランカに2週間滞在し、政府高官・現地企業・学 校・現地住民等の様々なステークホルダーとの対話を通じて、課題に触れることで 「自分は何ができるのか」という内省を促すものです。

様々な人々と対話することで、複雑にからまった今の社会の断面が見えてきます。そして、混沌とした状態の中で、悩みを抱えた当事者に出会った時に、強烈な当事者意識が芽生えることが多くあります。

2016年のプログラムにおいても、農村にホームステイした際、住民が貧困から抜け出せない理由に 耳を傾ける中で、都会で聞いた話とは違う、弱い立場の人が搾取される構造にある現実を知った参 加者たちが、急遽解決策について議論を展開する場面がありました。

GIAリーダー•プログラムの経験を経た方々は、新興国への赴任や政治家への転身など、幅広く活躍しています。プログラムの中には、今年の参加者と過去のプログラム参加者が一同に介する機会も設けているので、交流を通じて、これからCSVリーダーとして何をすべきなのかを考え、理解を深めていきます。

また、長期間業務を離れて研修を受講させることが難しいという人事部の方の悩みに答える形で、エッセンスを凝縮した座学形式のプログラムや国内での体験型プログラムも実施し、次世代リーダーの視座を高める内容として評価いただいています。


%e5%9b%b33アダム・ランカ・インスティテュートでは、2010年から毎年、GIAリーダー・プログ ラムのフェーズ2(スリランカ滞在)をコーディネートさせてもらっています。プログラムの参加者は、皆さん熱意に溢れ、大変興味深いプロジェクトに取り 組んでいます。スリランカにとって役立つプロジェクトがいくつもありました。プログラムは日本人の参加者の視野を広げ意識を変えることを目的としていますが、受け入れ側の私たちスリランカ人も大いに触発されています。このプログラムは、スリランカと日本の架け橋となっています。これからも、もっとたくさんの日本人に来ていただきたいです。
GIAプログラムパートナー Adam Lanka Institute:Ambapali Sikurajapathy氏