6月25日(土)恵比寿ソーシャル映画祭vol.2「ジェンダー・マリアージュ」上映レポート

今回のVol.2ではLGBTをテーマにした映画ということで、人事部、研修講師、テレビ制作関係者等、ダイバーシティに関して関心がある方に多く参加いただきました。

上映後には認定NPOグッド・エイジング・エールズの松中 権さんと、性分化疾患当事者のKOIKEさんを中心にみんなで車座になって座談会を行ったのですが、一人一人の顔が見える人数だったので感想を共有することから対話が始まり、気が付くとあっという間に1時間半が経過をしている非常に内容の濃い座談会となりました。恵比寿ソーシャル映画祭Vol.2

具体的なテーマとしては
・渋谷区ではどうやって同性パートナーシップ条例が成立したのか。
・松中権さんがカミングアウトした瞬間やその時の職場の反応はどうだったのか
・参加者の9割が知らなかった性分化疾患とは何か
などで対話がなされたのですが、最終的に行き着いたテーマは「自分らしさ」について。
男女どちらでも100%ストレートという人もなかなかいないではないかという話が出た時に、参加者の女性で話が話をしてくれた「ストレートでも、化粧をするのが好きじゃなく、スカートははくのも嫌いだった。でもそうしていると女の子なのにと言われてしまうことがある。それで化粧をする時もあるが、そうすると自分らしくないと感じる」という話は腹にすとんと落ちました。
感覚としてこうあるべきというのが社会に存在し、そのレールから外れた時に生きづらくなるというのは多くの人が理解できる感覚だと思います。
自分でも周りに合わせて自分らしくない自分を演じてしまう時があるし、それを演じ切ったとしても後で疲れを感じます。

終わりにKOIKEさんが小学生の頃にあった、裏返すと両方使える紅白帽を例に「子供の時に紅白半々にしてウルトラマン!ってやったと思うんですけど、LGBTの男女の考え方ってその割合の問題だと思うんです。人によってそれぞれ紅白の割合が違うけど、どれも間違いではないということを伝えていきたいです。」という話をしてくれ、自分も自分らしさを大事にし、相手の相手らしさを大事にしていきたいという想い強くした映画祭になりました。(千葉 達也)

恵比寿ソーシャル映画祭