心理ツールでチームビルディングしませんか?

先日、お客様と「オンラインミーティングで雑談が激減している」という話になりました。「オンラインミーティングでは、どうしてもすぐに本題に入りがちで、オフィスで交わす軽い挨拶からの近況報告のような、リラックスした雑談の機会が激減している。人事部でオンライン・ランチ会のような場を設けても、フリーの雑談をするのは思いのほかエネルギーが必要で、苦労の割には社員の参加が芳しくない」といった内容でした。

 「雑談」ニーズの高まりもあってか、タウンホール・ミーティングや職場の対話会などで、心理ツールを使ったチームビルディングの人気が高まっています。心理ツールを使ったオンライン研修には、次のようなメリットがあると感じています。

  • 参加者全員が、自分に関する学びを持ち帰ることができる
  • チーム/組織としての傾向や学びを皆で共有できる
  • 役職、役割、属性を超えた自己開示を促進する
  • 職務に限定されない、人と人とのつながりを生む
  • 性格の多様性に気づき、D&I促進の場になる
  • 概ね楽しい

 この記事では、PFCで活用している代表的な心理ツールをご紹介します。どのツールも非常に示唆に富み魅力的で、表の中に収めて端的に表現することははなはだ難しいのですが、各ツールの特長を示すキーワードをまとめました。(クリックすると大きな画像で見ることができます)

Everything DiSC

明らかにできることをひとことで言うと:
特定の環境における行動特性(=プロフィールパターン)

開発者および理論
心理学者ウィリアム・マーストン他

指標や項目の特徴
• 主導・感化・安定・慎重(DiSC)の4つのスタイルと12領域
• 各スタイルにおけるモチベーション要因、ストレス要因

PFCが考えるこのツールならではの魅力
何といっても、シンプルかつ分かりやすく行動特性の多様性に気づきをもたらすことができる。楽しく、行動ベースの改善策を導き出せる

PFCが提供するサービスでの主な活用事例
• 心理ツールを初めて使う方や職場チーム
• 後輩指導、昇格者/リーダーシップ研修
• チームビルディング

MBTI (Form M)

明らかにできることをひとことで言うと:
心理学的タイプ(=自然に好む心の使い方・指向)

開発者および理論
ユングの心理学的タイプ論を、マイヤーズとブリッグスが発展させた

指標や項目の特徴
• 性格の違いを構造的に理解できる
• 能力や発達度合いではなくタイプ分け
• 4つの指標・2つの指向性:16タイプ

PFCが考えるこのツールならではの魅力
自分にしっくりくるベストフィットタイプを内省・確認する作業そのものが、自らを意識下におく自己理解、すなわち成長のプロセスである

PFCが提供するサービスでの主な活用事例
• 昇格者研修/リーダーシップ研修(含・女性リーダーシップ研修)
• チームビルディング
• エグゼクティブコーチング(Form Q)

Lumina Spark(ルミナ・スパーク)

明らかにできることをひとことで言うと:
性格の特性を表す唯一無二(誰一人同じものがない)のレポート

開発者および理論
スチュワート・デッソンが、ユングやビッグ5理論等の研究を基に開発

指標や項目の特徴
4つの思考(カラー)、8つの心理的傾向(アスペクト)、24の資質(クオリティ)x3つのペルソナで、全72項目

PFCが考えるこのツールならではの魅力
4色の曼陀羅図が直観的に理解しやすい。同時に、3つのペルソナ(日常の自分、内在する自分、ストレス下の自分)により深く詳細な洞察が得られる

PFCが提供するサービスでの主な活用事例
• ビジネスリーダー向けコーチング
• 中国現地法人でのチームビルディング

Saville(サビル/サヴィル)

明らかにできることをひとことで言うと:
職務における将来の職務パフォーマンス予測

開発者および理論
OPQ(Occupational Personality Questionnaire)開発者ピーター・サヴィル

指標や項目の特徴
•  36の職務コンピテンシー
•  コンピテンシー=動機(Motivation)+才能(Talent)

PFCが考えるこのツールならではの魅力
項目の構成が論理的で、求められる役割や職務、自社のコンピテンシーとの紐づけがしやすい。グローバルなベンチマークと比較ができる

PFCが提供するサービスでの主な活用事例
• 次世代経営人材育成(ミドル、若手)
• 昇格者研修
• チームビルディング

LCP (ザ・リーダーシップ・サークル

明らかにできることをひとことで言うと:
現在発揮しているリーダーシップの有効性と将来に向けた可能性

開発者および理論
発達理論(成人の成長ステージ)、最新のリーダーシップ論など

指標や項目の特徴
• リーダー成長の構造的モデル
• クリエイティブ領域(18項目)
• リアクティブ領域(11項目)

PFCが考えるこのツールならではの魅力
「社会・世界への配慮」といったこれからの経営リーダーに求められる重要項目が含まれる。自らの志や内発的動機付けへの深い内省へと導く