カテゴリー別アーカイブ: 松村卓朗

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働き方改革セミナー講演録「改革の意義や目的は明確か ~働き方改革のカギと具体的な進め方~]

去る9月13日、「働き方改革フォーラム」に於いて、PFC代表の松村卓朗が、「改革の意義や目的は明確か ~働き方改革のカギと具体的な進め方~」のテーマで講演を行いました。

会場には150人を超える方が詰めかけ、働き方改革への関心の高さが伺えました。このセミナーでは、日本航空・本田技研工業様から改革の『中身』についてお話があり、PFCからは改革の『進め方』に絞って、

 1) 企業における働き方改革の取り組みの現状
 2) 働き方改革を進める上でのカギ1(と具体的実例の紹介)
 3) 働き方改革を進める上でのカギ2(と具体的実例の紹介)
の3点でお話させていただきました。
本記事ではその講演内容を抜粋してお届けいたします。
貴社の働き方改革への取り組みのご参考となれば幸いです。 続きを読む

日本サッカーと「リバース・イノベーション」(下)

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第68回:日本サッカーと「リバース・イノベーション」(下)~Jリーグがアジア各国をサポートしながら起こしているイノベーション~

matsu_seminar先月のブログでは、日本サッカーは実は「リバース・イノベーションの極めていい事例」ではないかと綴った。

リバース・イノベーションとは、これまでのイノベーションの常識を覆す考え方だ。通常イノベーションとは、最新の技術を用いて最新のモノを買える購買層に応えるために、先進国で生まれるものだと考えられてきた。途上国や新興国は、何年も経ってからそのおこぼれに預かるというもので、イノベーションとは縁遠いものだった。

しかし、途上国・新興国だからこそ先駆けてイノベーションを生める、そして、そこで生まれたイノベーションを富裕国や先進国が逆に輸入するという時代が来た。途上国・新興国だからこそイノベーションが生めるのはなぜか。富裕国・先進国がいまだ解決したことのない様々な問題に対応しなければならない状況にあり、富裕国・先進国が何十年前にも前に似たようなニーズに対処した際にはまだ利用できなかった最新技術を用いて対応できるからだ。旧態依然としたインフラなどの制約もなく、一から始めることができるので、かえって途上国・新興国の方が実は新たなイノベーションを生むのに有利なことも多いのだ。

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W杯出場を決めた日本代表ハリルホジッチ監督、試合前に読書する監督の哲学

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第66回:W杯出場を決めた日本代表ハリルホジッチ監督、試合前に読書する監督の哲学~“デュエル”(個の決闘)に勝ってはじめてチームに貢献できる~

matsu_seminar2017年8月31日、サッカー日本代表は、6回連続となるW杯出場を決めた。しかも、これまでW杯予選では7回戦って一度も勝ったことのないオーストラリアを相手に、2-0で完勝した素晴らしい試合運びで、感激もひとしおだった。ここで負ければ、来週アウェイに移動してサウジアラビアとの砂漠での決戦となり、結果次第ではW杯出場を逃す可能性も出てくるという状況だったので、私も緊張から一気に解き放たれて、この原稿を書いている。 続きを読む

HRBPに求められるグローバル組織開発コンサルタントとしての活躍~グローバル組織開発コラム(6)

(このコラムでは、グローバル組織開発に関する身近な話題を提供していきます。PFCのコンサルタントが不規則に担当します。)

第1回『ダイバーシティを推進する日本企業の現在地』はこちら
第2回『グローバル人材に必須の“英語を話す”力を高める唯一の方法(テストのウォッシュバック効果)』はこちら
第3回『グローバル化の促進を阻む大きな要因は、幹部の無意識の思い込み』はこちら
第4回『差別は、知性があるがゆえに生まれるもので、また、組織への帰属愛の裏返しでもある』はこちら
第5回『「本業を通じた社会貢献は当たり前」GIAリーダープログラムの参加者に現れた変化とは?』はこちら

matsu_seminar外資系企業では、HRBP(Human Resource Business Partner)を設けている企業は多い。文字通り訳せば、人事ビジネスパートナーだ。
ここ最近、HRBPの方々と仕事をする機会が多かったが、グローバル組織を牽引する彼らの活躍と課題を、接する中で体感したので、是非紹介したいと思う。 続きを読む

グローバル人材に必須の“英語を話す”力を高める唯一の方法(テストのウォッシュバック効果)~グローバル組織開発コラム(2)

(このコラムでは、グローバル組織開発に関する身近な話題を提供していきます。PFCのコンサルタントが不規則に担当します。)

第1回『ダイバーシティを推進する日本企業の現在地』はこちら

第2回:グローバル人材に必須の“英語を話す”力を高める唯一の方法(テストのウォッシュバック効果)(松村卓朗)

matsu_seminarクライアントからのグローバル人材やリーダー育成の相談に乗り、意見交換をを終え、一通りプログラムのイメージが湧いたといったことを言っていただいて一息ついた後、必ず、英語力の話題になる。
いわく、「ところで、こうしたプログラムへの参加者には、どの程度の英語力が求められるのか」「英語力にばらつきがあっても、プログラムの進行や参加者の学びに支障はないか」といったことから始まって、「どのようにすれば短期間で英語力をつけさせることができるか」「会社はどのような支援をすればよいか」、そして、「あなたはどうやって英語力を鍛えているか」等々。 続きを読む

ダイバーシティを推進する日本企業の現在地~グローバル組織開発コラム(1)

(このコラムでは、グローバル組織開発に関する身近な話題を提供していきます。PFCのコンサルタントが不規則に担当します。)

第1回:ダイバーシティを推進する日本企業の現在地(松村卓朗)

matsu_seminarあけましておめでとうございます。
本年も、昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年末に「グローバル組織開発ハンドブック」を上梓しましたが、さらに引き続いて、グローバル組織開発に関する身近な話題をコラムにして提供していきたいと思います。

なお、「グローバル組織開発ハンドブック」の出版記念と称して、内容のエッセンスや、本では取り上げることができなかった具体的な取組み事例などをご紹介するイベントを、来たる2017年2月23日(木)に行うことを予定しています。
詳細が決まり次第、あらためてご案内を差し上げます。

さて、第1回のコラムでは、昨年末、私自身が非常に衝撃を受けた出来事を紹介したいと思います。グローバル組織開発の重要性をさらに訴えていかなければと心に誓うことになった出来事でした。 続きを読む

2017年 年頭にあたって(代表取締役 松村卓朗)

matsu_seminarあけましておめでとうございます。
本年も、昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、この場を借りて株式会社ピープルフォーカス・コンサルティングの2016年を簡単に振り返り、そして2017年の抱負を述べたいと思います。

昨年は、我々の中期ビジョン「グローバル組織開発におけるアジアでのリーディングカンパニーになる」を掲げて2年目の年でした。 続きを読む

グローバルLeaderになる/を育てる~グローバル組織開発の5つの視点(6)

matsu_seminar第1回『グローバルな組織開発はなぜ難しいのか?』はこちら
第2回『グローバルチームを運営する』はこちら
第3回『グローバルダイバーシティを受け入れ活かす』はこちら
第4回『グローバルにバリューズを浸透する』はこちら
第5回『グローバルChangeを推進する』はこちら

グローバルリーダー像は明確か?
これまで5回に渡ってグローバル組織開発(グローバルOD)について論じてきたが、今回が最終回になる。最後のテーマには「グローバルリーダー」を取り上げる。
この連載は、日本企業のグローバル化の取り組みに関する我々の問題意識から始めた。すなわち、多くの日本企業がグローバル化に取り組んではいるものの、その活動のほとんどが、「グローバル人材・グローバルリーダーの“育成”」に留まっていることに危機感を抱いて問題提起をした。真にグローバル化を進めるにはグローバル人材育成だけでは足りないというメッセージを打ち出し、「グローバル組織開発」の取り組みの必要性やその内容について述べてきた。 続きを読む

故平尾誠二が語った「イメージメント」(松村卓朗)

matsu_seminar【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】
第59回:故平尾誠二が語った「イメージメント」
~平尾誠二氏を偲び、名著「イメージとマネージ」を読み返す~

10月20日、ミスター・ラグビーとまで呼ばれていた平尾誠二氏が53歳の若さで亡くなった。本当に驚いたし、とても悲しかった。卓越したプレーと端正な顔立ちから人気は絶大だったが、ラグビー界を超えた人物だった。実際彼はサッカー協会の理事も務めていたことがある。私自身も、彼の本は随分と読んで、競技は違えどもサッカーにも、そしてチーム作りやリーダーシップにも、彼の考えを大いに参考にしたものだ。 続きを読む

ウイーク・タイズ(弱い絆)による地域活性を目指すFC今治(松村卓朗)

matsu_seminar【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発(松村卓朗)】
第58回:ウイーク・タイズ(弱い絆)による地域活性を目指すFC今治
~ストロング・タイズ(強い絆)よりも、まれにしか顔を合わさない人々とのつながりが地域に希望をもたらす~

「希望学」という本がある。著者の東京大学の玄田有史教授は、社会科学研究所が実施したフィールドワーク等を実施したプロジェクト結果を通じて、「日本人の希望に、『ウイーク・タイズ(弱い絆)』が現在では重要性を高めている」と結論づけている。
家族や職場という「ストロング・タイズ(強い絆)」が機能しなくなってきたわが国で、それほど親しくない人たちとの「ウィーク・タイズ」(弱い絆)のほうが、個人が希望を持ったり組織を活性化をする上では大事だということだ。 続きを読む