カテゴリー別アーカイブ: Japan

サッカー選手から学ぶ働き方改革

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第77回:サッカー選手から学ぶ働き方改革~本田圭佑選手やフラミニ選手など、サッカーと“複業”を両立させている選手が世界中で活躍し始めた~

いま、日本の社会では、“働き方改革”花盛りだ。matsu_seminar

働き方改革によって大いに組織開発は進むし、改革を成功に導くには人材開発が求められるわけなので、私も働き方改革をテーマにした講演をさせていただく機会や、働き方改革を進めるためのコンサルティングを依頼されることが増えた。多くの企業の実態に触れると、様々な取り組みを行っていることが分かる。

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【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】あなたにとって”働く”意義とは?

次から次へと台風が発生し、日本列島が大変なことになっていますね。
強い雨や風の影響で、よく眠れなかった方も多くいたのではないでしょうか。
朝の通勤にも大変な影響があったようで、朝からご苦労された方も多かったことでしょう。特に今年は、台風の当たり年のようで困ったものです。ただこれだけ多いのは、少なからず地球温暖化の影響もあるようで、もう少し地球への感謝の気持ちを持って付き合っていかないとダメですね。
ATDでオバマ元アメリカ大統領も、ジョン.F.ケネディーの言葉を引用し「人によって引き起こされた問題で、人が解決できないものはない」と語っておられましたが、地球を守っていくためにできることは、まだまだ沢山ありそうですね。 続きを読む

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一流選手のメンタルを安定させ、ミスを引きずらせない方法

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第76回:一流選手のメンタルを安定させ、ミスを引きずらせない方法~大坂なおみ選手を全米オープン優勝に導いたサーシャコーチの手法から、サッカードイツ代表のメンタルコーチングを思い出した~

matsu_seminar今回は、どうしてもテニスの話から始めたい。
大坂なおみさんが、全米オープンで優勝した。弱冠20歳での快挙だ。決勝は、4大大会を14回も優勝している、セリーナ・ウィリアムズを圧倒しての勝利だ。
これには、2017年12月からコーチをしているドイツ人のサーシャ・バイン氏の功績が大きいことは誰も異論はないだろう。サーシャコーチは、時速200キロクラスのサーブを持ちながらも、世界70位前後に停滞していた大坂なおみさんに関心を持ち、その指導を“魅力的なチャレンジ”と感じて引き受けたと語っている。 続きを読む

【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】ハート(心臓)の偉大な力を再発見!

%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%83%88今回は皆さんに心臓の持つ偉大な力についてご紹介したいと思います。
本日ご紹介する内容は、心臓について専門に研究を行っているハートマス研究所の研究結果に基づいたものです。

生物で、一番最初に出来上がる器官は何かご存知でしょうか?そう、それは心臓です。まずは心臓ができて、その後色んな器官がつくられていきます。その指示を出しているのも、脳ではなく心臓です。脳は心臓ができてから約4ヶ月後にできると言われています。1991年にアンドリュー・アルモア博士によって「ハート・ブレイン」の概念が提唱されたことで明らかになったことですが、心臓には4万個ものニューロンが存在し、ホルモンや神経伝達物質、脈拍や血圧をモニターしていることが判明しました。この小さな脳である心臓が、脳や他の臓器を動かし始めるのです。 続きを読む

駐在員フォローアッププログラム(中国)

china東京のPFCでは、赴任前の社員の皆さんを対象とした「海外赴任前研修」を定期的に実施していますが、今回ご紹介するのは、中国に赴任した日本人社員のみなさんを対象とした「駐在員フォローアッププログラム」です。

日本本社とローカル社員の間で板挟みになり、大きなストレスを抱えながらも日夜成果を上げるために戦っている日本人駐在員。そんな駐在員への本社からのサポートは、赴任前のみならず、赴任中も非常に重要な位置づけになっています。 続きを読む

「ものづくりを通じたひとづくり~世界の人々がライフスキルを身につけるまで」

今日の経営では、社会の持続的成長のために企業が事業を通じてどう貢献するかが問われています。PFCのプログラムでも、高い視座と広い視野を持ち、経済価値と社会価値を両立させるビジネスモデルを構築できる次世代リーダーの育成に力を入れています。

クライアントに唱えるだけでなく、自分たちも実践しようというのがPFCです。そこで、私たちは、世界の格差問題に目を向け、貧困層の就職や定着、活躍を促進すべく「ライフスキル研修」の開発と実施に取り組んでいます。これは、国連が定めたSDGsの中では、目標4(包摂的に質が高い生涯学習の機会を提供)と目標8(働き甲斐のある人間らしい仕事)の達成に貢献するものと考えています。

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ライフスキルとは、「日常の様々な問題や要求に対し、より建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」のことであり、具体的には次の10を世界保健機関(WHO)はライフスキルの重要項目として挙げています。
1) 意思決定能力
2) 問題解決能力
3) 創造的思考
4) 批判的思考
5) 効果的なコミュニケーション能力
6) 対人関係の構築と維持能力
7) 自己認識
8) 共感する能力
9) 感情を制御する能力
10) 緊張とストレスに対処する能力

先進国では、こうしたライフスキルは学校や家庭を通じて習得していきますが、学校に行くこともままならない途上国の貧困層はそうはいきません。故に、雇用されても、「遅刻する」「すぐに諦める・辞めてしまう」「報告や連絡がない」「問題を解決しようという気がない」といった問題が生じています。途上国に工場を構える日系企業からも「社会人としての基本的なことができない」と嘆く声が聞こえてきます。

そこで、PFCは途上国の貧困層のワーカー向けにライフスキルプログラムを開発しました。開発にあたっては、カンボジアでライフスキル教育をしながらコミュニティファクトリーを運営するNPO法人SUSUとコラボレーションし、現地でヒアリングやパイロットランをしながら作り上げました。

また、研修を安価に提供する仕組みとして、トレーニング経験が少ない方でもトレーナーが務まるような動画教材を主とした仕立てになっています。

PFC、シブサワ&カンパニー、多摩大学大学院の3者で運営するグローバル・エンゲージメント・イニシアチブの次回有志会では、NPO法人SUSUの共同代表である青木健太氏をゲストに迎えます。ライフスキル教育とはどのようなものか、どんな研修効果が出ているのかといった、人材育成の原点ともいえるようなお話を聞くことができます。

当日は、カンボジアからもライブでつなぎ、現地の方とも対話する予定です。人材育成に関わる皆様にはぜひ参加してほしい内容です。

詳細とお申込みはこちら
「ものづくりを通じたひとづくり~世界の人々がライフスキルを身につけるまで」

ライフスキルは非認知能力である。認知能力が学力テストで測れるものである一方、非認知能力はテストで測れないような能力と定義される。非認知能力形成は家庭環境が大きいとされていたが、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授は、10代を超えても伸ばせるスキルであると主張する。また、スウェーデンのエリック・リンキスト氏らの研究によると、非認知能力の賃金への影響は認知スキルの賃金への影響の2.5倍から4倍に及ぶ。(出所:『性格スキルー人生を決める5つの能力』鶴光太郎、祥伝社)

NPO法人SUSUの共同代表の青木健太氏は、技術革新の激しい今日において、途上国のワーカー(非熟練労働者)がライフスキル(非認知能力)を高めることは、専門的スキルを高めるよりも重要であるという。たとえば、縫製工場でミシンの使い方をワーカーが習得したとしても、技術革新により違うタイプのミシンが出てくるかもしれない。すると、「ミシンの使い方」という専門的スキル(認知能力)はとたんに役に立たなくなる。一方、新しいことを覚えようとする力、問題に直面したときに打開する力、目標達成のために頑張る力といったライフスキル(非認知能力)を有していれば、変化に対応していくことができるというわけである。

 

 

ザグレブの街並み

心揺さぶられたロシアW杯MVPのクロアチアのモドリッチ選手のプレイ

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第75回:心揺さぶられたロシアW杯MVPのクロアチアのモドリッチ選手のプレイ~戦争難民出身のプレイヤーが、世界最高のサッカー選手になった~

matsu_seminarロシアW杯は、フランスの優勝、そしてクロアチアの準優勝で幕を閉じた。
個人的には、クロアチアに優勝してほしかった。史上8か国目のW杯優勝国の仲間入りをしてほしかった。
それは、クロアチアのサッカーに、あまりにも心を揺さぶられたからだ。
決勝トーナメントに入ってからは、3試合連続の延長を戦って制しての決勝進出。優勝したフランスより、90分、つまり1試合分多く戦っている計算になる。 続きを読む

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【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】2018年ATDカンファレンス・レポート(その2)

2018年ATDカンファレンス・レポート(その2)

レポート(その1)こちら

今回は2018年ATD-ICEに参加して感じたタレントディベロップメントの潮流について、キーワードをご紹介しながら考察してみたいと思います。

デジタル・トランスフォーメーション

デジタル・トランスフォーメーション(Digital transformation)とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したとされる。(by ウィキペディア) 続きを読む

第27回資本主義の教養学講演会

全講座の案内を見る>>
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<第27回公開講演会の概要>

日 時:2018年9月7日(金)19:00-21:00(開場18:40)

会 場:東京大学 本郷キャンパス/東洋文化研究所 3F大会議室
地図はこちら

演 題: 国債・株式市場の今昔物語-戦前・戦時の金融市場と現代資本主義-

講演者:
平山賢一(東京海上アセットマネジメント 執行役員 運用本部長)

1966年神奈川県生まれ。横浜市立大学商学部卒業、埼玉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。89年、大和証券投資信託委託入社、97年東京海上火災保険入社、2001年に東京海上アセットマネジメントに転籍。内外債券・株式などの運用に29年超にわたり従事中。
著書に『振り子の金融史観』『「増やすより減らさない」老後のつくり方』など。

日大アメフト部のタックル騒動から考える、“心理的安全(サイコロジカル・セイフティ)”の重要性

【サッカーから学ぶ組織開発・人材開発:松村卓朗】第73回:日大アメフト部のタックル騒動から考える、“心理的安全(サイコロジカル・セイフティ)”の重要性~「恐怖マネジメント」でもチームが勝ててしまうことこそ、最大の恐怖~

matsu_seminarこのところ、日大アメフト部の危険タックルの話題が尽きることがない。どの時間帯のニュースを見てもトップで扱われているし、ネットやSNSでもますます広がりを見せる一方だ。
しかもこの問題は、「勝負とフェアプレイ」「大学の体育会の在り方」といった観点に留まらず、「危機管理」や「危機対応」、「ガバナンス」や「コンプライアンス」、そして、「組織マネジメント」や「トップのリーダーシップ」など、組織人が関心を抱くトピックが実に様々な角度から論じられている。我々ビジネスパーソンにも、とても分かりやすい形で様々な論点を示してくれ、そして教訓を与えてくれている。 続きを読む