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<第21回公開講演会の概要>

演題及び
講演概要

「資本主義は21世紀でも通用するのか:哲学的考察」

『資本主義はどう終わるか?』(2016)に収録された同タイトルの論文において、社会学者のシュトレークは、 発達した資本主義国の1970年代以降に進展する危機的状況として、三つの点を指摘しています。
一つは継続的な経済成長率の低下、二つ目は多くの領域での債務の増大、三つ目として進行する格差の拡大です。 ところが、ここから「資本主義がどう終わるのか」を期待しつつ読むと、あまり有益な情報は得られないように思えます。 ましてや、資本主義が終わった後、世界はどうなるのかは一切語られていません。ほんとうに資本主義は終わるのでしょうか。
1980年前後に政治学者のフランシス・フクヤマが「歴史の終わり」を唱えたとき、数多の批判が差し向けられました。哲学者のデリダなどは、 「教科書的な演習」レベルとして酷評していました。しかし、フクヤマが唱えた「自由民主主義」という政治思想ではなく、 「資本主義」として考えるとき、「歴史の終わり」は現実味を帯びてくるように思えます。
そもそも、資本主義は終わるのでしょうか。 果たして、その後を構想可能なのでしょうか。
多くの方々から、ご意見を頂戴したいと思っています。

講演者
岡本裕一朗
1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。
現在は、玉川大学文学部教授。専門は西洋の近現代哲学であるが、興味関心は幅広く、領域横断的研究を行なっている。 近年の著書に『ネオ・プラグマティズムとは何か ポスト分析哲学の新展開』、『ヘーゲルと現代思想の臨界』、 『思考実験 世界と哲学をつなぐ75問』、
『フランス現代思想史 構造主義 からデリダ以後へ』、『いま世界の哲学者が考えていること』などがある 。

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