会社ですぐに使えるファシリテーション

自分たちへの「挑戦状」でやらされ感を払拭
前頁に続き、バリューワ ークショップの様子をご紹介します。

「私たちが目指す顧客サービスの形」というテーマで、10分程度の短い劇を行ってビジョンを共有した後は、このビジョンを実現するための行動計画作りにとりかかりました。これは具体的なアクションプランを列挙したリストではなく、現在の自分たちに対する 「挑戦状」という形式をとって、「やらされ感」を払拭しました。 この過程でプロジェクトリーダーであるA氏が「私たちの挑戦は、日本の顧客サービスのモデルになることなのではないか」とつぶやきました。これは当初から準備されたものではなく、A氏がワークショップを通してメンバーとコミュニケーションする中で、ふっと生まれてきたコメント。このコメントがチームメンバー全員の心に火をつけ、このときの感動が、その後のプロジェクトの機動力となっていきました。

こうしたピークの瞬間を作り出すことは、ハイパフォーマンスチームの形成における鍵を握っていますが、そうそう簡単にできることではありません。その意味で、バリューワークショップのファシリテーションは、むずかしくもあり、やりがいのある役割だといえるでしょう。

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