会社ですぐに使えるファシリテーション

ビジョンを「劇」にする
前頁に続き、バリューワ ークショップの様子をご紹介します。

自分の価値観や、組織のビジョンについて改めて語り合ったあとは、 「私たちが目指す顧客サービスの形」というテーマで、10分程度の短い劇で表現することを行いました。作り上げたビジョンを、字面だけでとらえるのではなく、完全に理解するために2時間の対話を行い、さらに5感をフルに活用した「劇」の形にまとめる作業です。お互いの理解があいまいなままでは作品は作れません。対話を通じて、一体感を醸成することができます。 また、「劇」を見る側も、言葉だけではなく、表情や体全体から発せられるメッセージを感覚的・直感的に受け取ることができます。

このチームの「劇」では、独創的な演出が相次ぎ、涙を流して感動したメンバーもいました。終わった後の振り返りでは、
「あのときの表情には自分も共感できた」
「あのときの手を差し出した動きには、どんな意味がこめられていたのか?」
といった対話の中から、観客を含めた多くのメンバーが感動したポイ ントが明確になっていき、それこそが自分たちの理想とする姿であり、 共有できるビジョンなのだということが確認されました。 (つづく)

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