
「エグゼクティブ・コーチング」とは、企業の経営陣や経営幹部候補生などに対し、
外部のコーチが定期的に個別コーチングを施すことによって、リーダーシップ強化を図る手法です。
今日の厳しい経済環境を乗り切るにはトップの強いリーダーシップが求められていることは言うまでもありません。
一方、変化の激しい今日においては、過去の経験則が有効ではないことが少なくなく、経営陣といえども常に自己を振り返りつつ、
自己改革に努める必要があります。しかし会社のトップ層になればなるほど、社内で苦言を呈してくれる人がいないため、
自分を客観的に振り返る機会が持てない状況です。外部コーチは、客観的な立場でフィードバックを行ったり、
エグゼクティブ自身の考えを聞きだしたり、共に考えながらエグゼクティブが自らと組織の課題を認識し、
行動を起こすことを支援することで、エグゼクティブの成長と組織の変革を促進する役割を果たします。
PFCエグゼクティブ・コーチングの特徴
PFCのエグゼクティブ・コーチングは、各参加者それぞれの目的に合わせて設計されます。 通常、事前に直属上司とコーチングの主要な目的を明確にするための話合いがもたれ、さらに参加者の同僚や部下にヒアリングを行い、
参加者の改善分野を特定します。標準的なコーチング・プログラムは6ヶ月から8ヶ月の期間、月1回から2回の面談によりおこなわれます。 面談では、参加者の潜在的な能力と動機を引き出しながら、改善課題の達成進捗度を確認する作業を行います。
クライアントの組織、業務、ビジネス上の課題、価値観、将来ビジョンなどについて、話し合いを行います。また、コーチングの狙いや流れについて確認し、360度調査・ヒアリングの対象者を決定します。
360度調査(上司、部下、同僚などの関係者によるアンケート方式のフィードバック)と、コーチによる関係者へのヒアリング調査を行います。それにより、周囲の目から見たクライアントの行動様式やリーダーシップの効果性を明らかにします。このステップは、通常3~4週間ほどを予定しています。
360度調査とヒアリング調査の結果をコーチからクライアントにフィードバックします。コーチは、成長に有益な情報にクライアントが注目し活用することをサポートし、クライアントは、自分自身の成長課題を明確にし、具体的な目標を設定します。
クライアントは目標達成に必要な行動計画を立案し実行します。コーチは定期的(平均して月に1回)にフォローを行い、成果の進捗を確認していきます。このステップの期間は、立てた目標やクライアントの状況によって様々です。
コーチングの期間の最後には、コーチングによって得られた成果を確認し、次の成長課題を検討します。
【関連情報】『労政時報』(2011年4月8日号) 特集記事「グローバルリーダーの育成と活用」