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バーチャル・チームとは
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「バーチャル・チーム」とは、メンバーが離れた場所にいながらにして、一つのチームとして機能している集団のことを指す。それに対して、メンバーが一堂に会して作業するチームは、「リアル・チーム」と呼ばれる。
バーチャル・チームもリアル・チームも、各自が共通の目標を持ち、相互依存関係にあり、チームの発展とともに成長する点では、何ら変わりない。しかし、バーチャル・チームが、お互いの顔を合わせる代わりに、主にテクノロジーとITツールを用いてコミュニケーションをはかる点で大きく異なる。
そして、バーチャル・ルームは、もはや予算・時間・物理的な場所が制約されたときにだけに使う代替のコミュニケーションではない。バーチャル・ルームには、世界規模で知識を共有することができる、遠隔地にいる優秀な人材を確保できる、ワーク・スペースへいつでもアクセスできる、体系化されたコミュニケーション・ツールを通じて明確かつ建設的なコミュニケーションがとれる、などのメリットがあるのだ。
バーチャル・チーム がリアル・チームよりも効果的である場合が多い事実や、ビジネスの発展に伴う組織のグローバルな拡大傾向の状況を考えれば、すでに多くの人々に利用されているバーチャル・チームとバーチャル・コミュニケーションが、今後、プロフェッショナルの間でも実用化が進むことは間違いないだろう。
バーチャル・チームの成功の秘訣は、ビジネスの土台でもある「信頼の構築と維持」だ。例えば、遠隔地間におけるコミュニケーションで、お互いの信頼を得るためには、「自分が置かれている状況と相手の置かれている状況が個々となるということを現実として認識すること」が重要である。
環境の違いによって、お互いの期待も異なり、時にはメッセージの混乱、透明性の欠如さえも生じるものだ。明確なコミュニケーションをはかるよう意識的に努め、協力し合い、また、信頼を維持するためのアクションもおこしていく必要がある。
信頼を得るには「首尾一貫性、透明性、誠実さ」が必要不可欠だ。自らが「これらの資質をすべて兼ね備えているリーダーである」とチームに伝わるようにバーチャル・コミュニケーションをはかり、信頼を勝ち得ていかなければならない。
また、バーチャル・ルームでは自己管理が重要である。距離と時間帯がかけ離れた遠隔地にて、顧客や同僚と仕事をするというのは、非常に難しい点が多い。肩越しに監視する人がいない状況だからだ。
従って、「自分を客観的に見てみる」ことが必要だ。自らを「どんな性格で、どんな環境や時間帯が好きなのか」といった観点で振り返り、自分に合った作業環境を作る。「自己把握こそが自己管理の鍵」である。
バーチャル・コミュニケーションの主な形の一つが、電話会議である。電話会議を効果的に行うためのポイントの幾つかをここでは紹介しよう。
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バーチャルのファシリテーターをおく。 |
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時差のある地域にまたがっているチームの場合、ミーティングの時間を調整する。 |
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参加者全員が共通のウエッブ・サイトにアクセスし、重要な文書や情報を同時に見られるようにして、コミュニケーションの円滑化をはかる。 |
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オンライン上のワーク・スペースを設ける。 |
グローバル化、ライフスタイル多様化の時代において、バーチャル・ルームはこれからも増加の一途をたどるであろう。リアル・チームに勝るとも劣らず、バーチャル・チームが、健全で生産的であるようにしていきたいものである。
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